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写真家 重金一正氏のアドバイスをいただきながら、昨年夏より準備を進めて来た今回のグループ展。参加メンバーは、時代の潮流もあり、普段はブログやWebの写真共有サービスを利用して作品を発表している人がほとんどです。が、写真を大切な作品として考えたとき、果たしてそれでいいのだろうか？ 記録方式がデジタルになり、機材は変われど、その本当の意義はやはりプリントとして形にすることにあるのではないか？ そんな、日頃から心の片隅にくすぶり続けていた疑問や焦りが、今回のグループ展のきっかけとなりました。「ここから」というタイトルには、そんな背景があるのです。

したがって、メンバーの多くは今回が大判プリント初挑戦。しかし、重金氏の丁寧な指導のもと、ギャラリーやプロラボと綿密な打ち合わせを何度も重ね、ベストを尽くしてきました。展示作品数20点弱小さな写真展ではありますが、会期中、新宿付近にお越しの際には、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

なお、青木は少なくとも2月6日（初日）と11日（最終日）は在廊予定ですが、詳しくは会期中にTwitterなどでご案内いたします。