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 ミニチュア写真(あるいは箱庭写真)といえば、写真家の本城直季氏が使用して木村伊兵衛賞受賞したことをきっかけに広まった撮影技法です。銀塩時代には高価なティルト・シフトレンズを必要としたこの撮影法も、今や撮影後写真に適用するだけのデジタルフィルターとしてPENTAX K-7K-x、OLYMPUS PEN E-P2などのカメラに標準搭載されるようになりました。たとえば、こんな写真。

ミニチュア写真 作例1

 このミニチュア写真を撮ってみたい! いえ、デジタルフィルターを適用するのなら、撮影ではなく画像加工ですから、正しくは“作ってみたい!”とするべきでしょうか。そんな方のために、このミニチュア写真を簡単に作る方法をご紹介します。高価な一眼レフは必要ありません。

 ただ、PENTAX K-7やK-xは、ミニチュア・フィルターを動画撮影にも適用することができるので、これは大きな魅力! ミニチュア動画を作ってみたい方は、これらのカメラをお買い上げいただくのがもっとも簡単です。動画編集ソフトを使用する手もあるにはありますが、マスクを作ったりしなくちゃならないので、少々ハードルが高い。
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 毎回使うわけじゃないけれど、デザインのちょっとした部分で個性を発揮してくれるカナフォント。半角英数の文字コードを使用しながら、日本語(カタカナの場合が多い)を表示するフォントです。たとえば、下の画像のカタカナ部分がそうですね。

カナフォント使用の例

 フリーフォントとしてフォントデザイナーのWebサイトで配布されていたり、デザインフォント本の付録CD-ROMなどに収録されていたりしますが、ちょっと戸惑うのはその入力方法。基本的にはキーボードに打刻されているカナ文字表記に連動、濁音はShiftキーを押しながら入力します。普段ローマ字入力に慣れている人は、まずここで二の足を踏んでしまう。さらに、パピプペポの破裂音は? というと、この出し方がまるでわからない。

 この解決法として、1バイトカナフォントコンバーターフリーの入力支援ソフトなどを使うという手もあります。が、フォントによっては必ずしも有効といえないのが辛いところ。現に上の画像で使ったフォントでは、解決しませんでした。では、どうやって「プ」を入力したのかというと…。実は、もっと簡単な方法が!
 実家の納屋から、古い写真を発見しました。

まるで戦前の写真

 というのは大ウソで、実は「幕末古写真ジェネレーター」というサイトを利用して作成したものです。

 使い方は簡単。ローカルの画像ファイルを指定するか、画像がWeb上にある場合は、そのURLを入力して「古写真風にする」ボタンをクリックするだけ。なお、画像の形式は、GIF、PNG、JPEGに対応しています。

 これを楽しむコツは、“いかにもそれらしい被写体”を探すこと。作者であるcraran氏のブログにもサンプル画像がアップロードされているので、非常に参考になります。城や古民家はさすがに激ハマリですね。
  母の日なので、まずはハートウォーミングな写真を。というより、ハートフレーミングだけど。

ハートの観覧車

シンメトリー写真というジャンル(?)があります。VirtuaFighterのイラストで有名な寺田克也氏と物欲大魔王スタパ齋藤氏が提唱する画像加工写真で、伊藤ガビン氏を加えた三氏による共著の写真集「ジョン・シンメトリー」も発売されています。

 でもって、これが一部の人たちの間で大流行(おおはやり)。ならば、試してみない手はありません。作り方は、写真画像を任意の範囲でトリミングして、それを複製後に水平反転して並べるだけ。シンメトリー写真を作るためのフリーソフト(Mac用)やPhotoshopのプラグイン、アクションもあるようですが、Photoshopさえあれば基本的には不要でしょう。

 以下、いくつか作ってみたものをアップします。